2011年01月13日

新ダヴィッド同盟

新年を迎えて、半月余が経ち、今更という気持ちもあるのですが、昨年末のコンサート記です。
イヴイヴの23日、碧南市のエメラルドホールに、新ダヴィッド同盟のコンサートを聴きにいきました。
結成されたばかりのこのアンサンブル、メンバーは、庄司紗矢香 Vn、佐藤俊介 Vn、磯村和英 Va、石坂団十郎 Vc、小菅優 p。
若手ソリスト達を、ベテランの磯村さんが支える豪華布陣です。
使用楽器も、佐藤さんが新作楽器を使用される以外は、皆ストラドで、そういった意味でも贅沢&豪華!

<プログラム>
ハイドン:ピアノ三重奏曲 第39番 ト長調 Hob.XV-25 作品73の2
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ短調 作品9の3
ウェーベルン:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 作品7
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44

実際の演奏は、もちろん皆素晴らしかったのですが、その中でも印象に残ったのは、磯村さんのビオラと佐藤さんでした。

今まで聴いたビオラは、少しくすんだ感じの鼻声っぽい音色(これが魅力的!)が多かったのですが、磯村さんの音は、あっけらかんと明るく通る美音で、こんな音色もあるんだと、自分の中ではかなりの衝撃でした。
ステージから近い席で聴いたおかげもあるのでしょうかね〜。
安定感のある演奏で、ビオラパートの動きの面白さがよく分かりましたし、お腹いっぱい、美音を堪能できました。

もう一人、佐藤さんのバイオリン、こちらも素晴らしかったです。
ステージに登場されたとき、楽器に顎当てが付いていないので、おや?と思ってみていたのですが、チューニングも、eをペグで合わせている!
後でサイン会の時にお訊きして分かったのですが、aとeにガット弦を使われているとの事。
弓はバロック弓ではなかったですし、古楽的な演奏ではなかったと思いますが、その音色は、ガット弦らしい芯のある充実した響きの美しいもの。
音量や音の通り方は、庄司さんのストラドの方が良い印象でしたが、一緒に演奏された曲では、それぞれのキャラクターから全く違う楽器のように聴こえ、楽しかったです。

もちろん、他の方達の演奏も満足のいくもので、一年の締めくくりのコンサートとして、最高の演奏でした。
posted by かとう at 18:52| Comment(0) | バイオリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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