2009年01月13日

ヒラリー・ハーン リサイタル

今年最初のコンサートは、人気若手バイオリニスト、ヒラリー・ハーンさんのリサイタル。
現代のバイオリニスト中でも、特に好きなバイオリニストなのですが、これまでの来日時は、予定が合わなかったりして聴きに行けず、初めてのご対面。
そんなこともあって、とても楽しみにしていました。
会場は、ストラディバリウス・コンサートも聴きに行ったしらかわホール
前回、響きが良いホールだという印象があったので、否応なく期待も高まります。

プログラムは、次の通り。

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ短調 Op.27-4
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第4番 《キャンプの集いの子供の日》
ブラームス(ヨアヒム編): ハンガリー舞曲集より
第10番/第11番/第12番/第19番/第5番/第20番/第21番
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 Op.27-6
イザイ:子どもの夢 Op.14
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民族舞曲

ステージに出て来たハーンさんは、ほとんど間を置く事なく、イザイの無伴奏を弾き始めましたが・・・・
出だしから、一気に引き込まれる演奏!
少々取っ付きにくく、技巧的な所が目立ちがちな難曲という印象のあったこの曲が、こんなに素敵なものだったなんて、初めて知りました。
私の席は5列目だったので演奏している姿がよく見えたのですが、彼女のボウイングが素晴らしく正確、丁寧になされている事が分かります。
曖昧さのない確実な技術の下、安定感溢れる演奏あってこその表現力、ですね。
見た目の派手さはあまりないですが、正にお手本という演奏です。

続くアイヴズのソナタで登場のピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァさんは、第一印象、“豪快”。
ラフマニノフのコンチェルト辺りを弾かせたら、ガツンと弾ききりそうなタイプに思えましたが、ハーンさんとはちょっとタイプが違うような・・・。
それでも、予定調和で終わらせない展開の続くアイヴズの曲には、この組み合わせもアリ、なのかな?
もう少し、ピアノ側からバイオリンに寄り添って欲しいような気もしましたが・・・

ハンガリー舞曲集からの抜粋は、少し民族的な音色に変化。
聴きやすいメロディの小品が続き、どれも楽しかったです。
今回のプログラムの中で、ここと子供の夢、最後のバルトークは、リラックスして楽しめる箇所。
聴き手が、心地良い緊張を強いられるアイヴズのソナタとは好対称で、メリハリのあるプログラムでしたね。

ちなみに、アンコールは、パガニーニのカンタービレとハンガリー舞曲の第5番でした。

これだけのプログラムを、終始素晴らしい集中力で弾ききったハーンさんには、参りましたの一言。
バイオリンケースを持って聴いているお客さんも多かったですが、特にバイオリン弾きにとって、かなり刺激的なリサイタルだったと思います。

ヒラリーハーンサイン終演後には、サイン会もあったのですが、やはり人気のバイオリニストだけあって、アンコールが終わってからホワイエに出たら、既に長蛇の列!
先頭集団には、とおんきごうの会のおばさまお嬢様達の姿もありました(ちゃんとアンコール聴いてから出ましょうよ・・・)
私も、バイオリンケースにサインしてもらって、満足満足!
会場でお会いしたタケさん(キット屋さん繋がりでお知り合い)は、サインに使用楽器も書き入れてもらっていましたが、愛器ヴィヨームの名が書かれていました。
グアルネリに変えたという噂があったような気もするのですが、ステージ上で見た限り、違うよねぇ、と思っていたので。
この辺りは、菊田さんのブログで鍛えられた成果、デスね。
posted by かとう at 18:05| Comment(0) | バイオリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

DAC製作-6

DAC1794-1.5の基板をプリアンプに組み込む時、検討したのは次の通りです。

1.デジタル信号入力(2系統切替)設置と配線
2.デジタル信号切替スイッチ設置と配線
3.アナログ出力をプリ入力に配線
4.電源配線
5.基板設置箇所の決定
6.電源トランス設置

そんなに大げさな作業ではなかったですが、結果をご覧下さい。

プリにインストールDAC基板は、電源トランスから出来るだけ離れていて、スペースのある所に置きました。
プリアンプのケースに丁度良さそうな穴が空いていたので、それを利用してスペーサで浮かせて固定しました。

基板アップとはいえ、DAC基板のサイズに対して、余裕は殆どなく、真空管ソケットや入力リレー基板と接触しそうです・・・・・



トランスアップDAC用のEIトランスは、固定せず、とりあえず置いてあるだけ。
かなり適当ですが、特にノイズが載る事もありませんでした。
とはいえ、このままではよろしくないので、要検討ですね。

プレイバック加工このプリアンプには、元々REC-OUTとPLAYBACKが付いていたのですが、使用していませんでした。
そこで、入出力基板から、これらのRCA端子を取り除き、DACのアナログ出力をPLAYBACKに直接接続しました。

dac入力切り替えスイッチプリアンプのフロントパネルに穴をあけ、スイッチを一つ増設。
これは、DACへのデジタル入力切替用で、2系統から選択できます。

あとは、フォのイコライザ用に空いていた端子穴を使って、デジタル入力端子を設け、DAC内蔵真空管差動プリアンプの出来上がり!です。

結果、アナログ入力×3、デジタル入力(同軸)×2のプリアンプに大変身!
私の場合、これだけあれば十分です。
とりあえず、テレビ、チューナー、CD(アナログ出力)をアナログ入力に、CD(デジタル出力)とHDD/DVDレコーダー(デジタル出力)をDACに繋げました。
CDプレイヤーには、AirMac Expressからの光出力も入っていますので、デジタルは3系統を切替えられます。

次は、トランスをどうするか、ですね。

posted by かとう at 16:57| Comment(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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